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不思議な話

氏神さまへの初めてのおまいり

こんにちは!占い師の光子です。


以前、不思議体験の後に、家に神棚を用意した話を書きました。

神棚を整えた話はこちらです


今回はその後、氏神さまに初めておまいりに行った時の話を書きます。



私は小学生になる前に、同じ市内で引っ越しをしました。
子どもの時は神社の近くに住んでいて、大人に連れられてよく行きました。

七五三もこの近所の神社でしましたし、神社の中にある公園で遊んでる写真も残っています。
物心つく前のことなので記憶がおぼろげで、どこの神社だったのか、場所も名前も覚えていません。



神棚の準備で神職さんが教えてくれた氏神社は、名前を聞いてもピンとこない神社でした。
(氏神社は神職さん不在なので、神事やお札をいただくのは、近所の別の神社です)
場所もわからない神社で、もちろん行ったこともないので地図で調べます。

そして氏神さまへの初めてのごあいさつに出かけました。


鳥居の前に来て
「あ、ここ来たことある」
と気がつきます。
さらに公園の遊具を見て確信しました。
氏神社は、子どもの時に何度も来た、思い出の神社でした。

20年以上ぶりです。



思い出の神社に来られて嬉しい半面、長い間神様へのごあいさつをしなかったことを、申し訳ないような、少し怖いような気持ちになりました。

「私のこと覚えてないよね…」
「こんな長い間あいさつもせずにいて、怒ってるかな…」

そんな気持ちは持ちつつも、今日が神様との始まりだと思ってごあいさつをすると…




神様は私のことを覚えていました。




「おー光子か、よく来たな」みたいな感じです。
喜んでいらっしゃいました。

身長も見た目も、ものすごく変わったからわからないだろう、と思ったのは私だけでした。
神様は、私があの時の子どもだと覚えていらっしゃいました。

私は20年以上神様を思い出すことなく、ご挨拶にうかがうこともなかったのに、
神様はずっと見守って、応援してくださっていたようです。


正直、驚きました。
神様の私たちへの愛の大きさ、深さに。




熱心なプロテスタントで、アメリカでボランティアの牧師をしている知人も、同じようなことを言っていました。


こちらが意識しなくても、感謝していなくても、神様は見守ってくれている。


正確には「God loves us」と言っていました。
愛しているより、見守ってくれているの方が、
日本語だとしっくりくるのは私だけかな?



補足すると、神様はこちらが感謝していなくても、
見守り・導き・応援してくださっているのですが、
やはり感謝はきちんとお伝えした方がよいです。

私たちも「ありがとう!」って言われると嬉しいですよね。
きっと同じようなことなのでしょう。


「○○でとても嬉しかったです。お導き、お守り、ありがとうございます」

と神社や神棚の前でお伝えすると、ものすごく喜んでくださいます。
キラキラがいーっぱい降ってきます。  
 ※キラキラについてはこちら



そして神様の愛や見守りの強さは、今回の氏神さまの件の後にも、何度も感じています。

「なじみのない神様から突然呼び出しがあった」
と思っても、神様はとっくの昔から私をご存じで、
知らないうちに守護や導きを受けていた、
と驚くことがこれまで何度もありました。


呼び出しがわかるかどうかはさておき、
このことは誰にでもあると思っています。
誰もが、気づかないうちに守護や導きを、
たくさんの見えない存在から受けています。





氏神さまに久しぶりに参った時の話に戻ります。
神社の入り口には、氏子会のお知らせがありました。
私は「あ、これ入ろう」と思ったものの、
連絡先が書いてありませんでした。


神社には先客がいて、ベンチでぼーっとたばこを吸いながら誰かを待っています。
ずーっと待っていました。

「あのおじさんは、なんでずっといるんだろう」
と不思議に思っていると、
なんと、彼は氏子会の世話役さんでした。



彼は世話役の会議のために来たそうですが、待てど暮らせど誰も来ません。
その日その時間に集まると知らされていたのに、
他の世話役さんに電話で確認したら
「今日ではない」と言われたそうです。

「あれーおかしいなぁ」と何度も言っていました。


私にとってはまたとないチャンスなので、氏子会に入れてください!とお願いし、
すんなりと氏子会に入れてもらいました。


きっと彼は、私のために来てくれていたのでは?と思うのです。
氏子会に入らなかったら、大祓(おおはらえ)も知らなかったので、今のような『神様ライフ』は送れていません。
(人形(ひとがた)に名前と年齢を書いて水に流すなんて、絶対に知らなかったよ!)


ちなみにその後、世話役さん全員集合!を何度か見かけましたが、最初の日に来てくれていたおじさんが、最も人の良さそうな方でした。



今年も半分終わろうとしていますね。
ということは、大祓の季節です!
6月末までにご近所の神社にお出かけすると、
きっとすっきりした気持ちで、これからの半年間を過ごせますよ(^^)
(下鴨神社は8月の立秋の前です)



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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