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不思議な話

霊感が強くて困っている人へ

こんにちは!占い師の光子です。


今回書くのは、私が10〜20代の頃に知りたかったことです。
過去の私のように、今、目に見えないものに振り回されて困っている人に、届くといいな、参考になればいいなと思って書きます。


表題には「霊感」と書きましたが、この言い方、実は苦手です。
私は自分の事を霊感が強い人ではなく、
「目に見えない世界のことを受け取る力が高い人」
と表現する方が好きです。

単純に、自分のこの感じが一般的な『霊感が強い』とイコールなのかわからないというのもあります。


さっそく本題に入って…

正直、使いこなせるようになるまでは、厄介なものでしょう。
怖い思いも何回もするでしょうし…。
私も過去には何度も怖い思いをしました。

使いこなせると書きましたが、大事なのは制御できるようになること、自分で抑えられるようになることです。


年を取ると視力や聴力、記憶力も衰えますが、
私個人のことで言えば、目に見ない世界のことを受け取る力は、年を取るほど冴えていっています。

ところが冴えたり上がればよいものではなく、
上がったら上がった分だけ、制御できるようになる必要があります。


例えば、
見えないものを受け取る力を、ご飯。
制御する力をお茶碗だとします。

100g分のお茶碗に、300g盛るのは無理ですよね。
でもある日突然300g盛られます。

やっと300gのお茶碗を手に入れたと思ったら、
500gのご飯を盛られる。

また500g のお茶碗を用意すると、
1kg のご飯がどーん!!

この繰り返しです。


例えは、大食い選手権みたいでしたが、
力の分だけ器を大きくすることを、
常に求められています。
器を大きくできなければ、ただ振り回されるだけなのです。


自分でコントロールできるために必要なのは、自分の内面を育てるとか、バランスを整えることです。

例えば、
不思議な世界にばかり意識を向けるのではなく、
地球に肉体のある一個人として生きていることや、
当たり前の毎日の生活を大切にする、
というのも実はものすごく大切です。

感じとしては
「地球との接地がうまくできている」
肉体のある人間としての暮らしを大切にすると、
そんな状態になれます。


逆に自分のお茶碗に対して、多すぎるご飯を盛られている状態の時は、肉体のある人間としては非常に不安定な存在です。
体と魂がバラバラになりやすくもあるでしょう。

他にも、目に見えない世界やスピリチュアルに寄りすぎていても、やはり地球との接地がうまくいかなくなります。(この辺りはまた別記事で)
とにかく当たり前の日常を濃く生きるのは、とても大切です。


そして実際の対処の話をすると、あなたが目に見えないものがわかる人なら、良いもの悪いものに関係なく、目に見えない存在からも認知しやすくなっています。

例えば、池で泳ぐ鯉。
一匹だけ違う色だと、目立ちますよね。

あちらさん目線で目立つ人が、怖い話や怖ーい場所に行くなどをしては、
「見つけてください!」
と言っているようなものです。

霊感の強さで困っているなら、逆に無視です。
いても無視!!!

その時に大切なのは、見ないというだけでなく、
心の内からも完全にシャットアウトすることです。
気にしない、という言い方がわかりやすいでしょうか。


とにかく、目に見えないものと出会ってもスーパー平常心を保てるようになると、
かなり楽になります。

そしてあなたが気にしなければ、よほどあなたに直接関係のあるものでない限り、そのうちにいなくなります。


そもそも良いもの、悪いものを判別するのはとても難しいので、
良い悪いに関係なく、目に見えないものに意識を向けない習慣をつけるのは、身を守るためにとても大切です。

私は今でも、お祈りの時と占いの時以外は、目に見えない世界のことは意識しないように過ごしています。

普通の人間としての生活が、まずきちんと成り立つこと。
これが本当に大切なことなのです。


ところで私はかれこれ20年近く、どう抑えるかや、
スーパー平常心を保つように生きてきたので、
普段からポーカーフェイスが得意です。

ポーカーフェイスは役にも立ちますが、
実は良し悪しで、ポーカーフェイスは感情を出さない、出せないと同じなので、
自分の感情に無自覚になりがちです。

そこは自分で意識して、自分の感情と向き合う時間は作った方がいいかもしれませんね。


と、ここまで書いてきましたが、
かく言う私も、見えないものを受け取る力の高さがが、ギフトだと思えるようになったのは、実は占い師になってからです。

それまでは自分の汚点だと思って、努めて人に知れぬようにしてきました。
知っていたのは本当に仲のよい友人と、家族がなんとなく知っていたくらいでした。

「占い師です」と看板を掲げた時にも、
できるだけ不思議な感じでなく、スーパーロジカルに占いをやっている風を装いたいと思っていたくらいです。


でも、自分の一部を否定し続けること・要らないものだと感じ続けることは、とても辛いことでした。

そして、本当に心を許した人にしか打ち明けられないので、結果的にパートナーシップを築く上ではかなりの障害でした。

好きな人に、私にはこんなところがあると打ち明けて、受け入れられなかったら…
そう思うと怖さゆえに結局、心を開かないという選択を続けていました。


今、この問題で悩んでいる人が、少しでも楽になれますように、と願いを込めて。



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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