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神様とカードを作った時のこと

奇跡をつくるのは…

こんにちは!占い師の光子です。


『神様と作った四神タロット』に【今日という奇跡】というカードがあります。

こんなカードです。電気の光で撮ったので色が微妙です。あしからずm(_ _)m


豊かなわけでも、地位があるわけでもない。
けれど、今日も朝が来て、目が覚めて、大切な人たち(家族)も生きている。

そんな当たり前の幸せを、ありがたいと拝んでいる家族の姿を描いたカードですね。
でもそれは、このカードのひとつの意味でしかありません。


描かれている人物は、おじいさんとおばあさんの老夫婦。そして老夫婦の子どもの若夫婦。そして若夫婦の子どもたちです。

描く前に、ビジョンとして見せていただいたのが、老夫婦と若夫婦と子どもたちだったので、メモにはザっと人物を描いて「じい」「ばあ」など、言葉を書き入れました。

そして、絵を描く段階になってふと気づいたのです。
「この老夫婦、若夫婦の親だとしたら、白髪では年を取り過ぎているよね…?」
と。

昔の人は今の人と違って、10代や20代前半で子ども持ちますね。
そう思うと、赤ちゃんや子どもの年齢から言って、老夫婦はせいぜい50代でしょう。

それなのに、真っ白な白髪なんてね、と思って、私はグレーで髪の毛を描きました。


そしてその日の夜のお祈りの時に、
「老夫婦の髪は、灰色にさせていただきました」
と、天照大御神様に報告させていただきました。
(神様からのビジョンでは白だったので)

すると、
『髪の色は絶対白!』
と天照大御神様がはっきりとおっしゃったのです。

「え、ええー???」
と思ったものの、神様のご指示ですから…
翌朝、老夫婦の髪を白に直しました。


直してみて、ちょっと離れたところから、家族の姿全体を見て見ると…
ひとつのことに気づきました。

老夫婦と若夫婦、この人たちは親子ではなく…

老夫婦は若夫婦の未来の姿で、若夫婦は老夫婦の過去の姿
二つの夫婦は親子ではなく、同一人物の二つの時の姿だったのです。

だから年齢相応に合わせるために、髪の色を変える必要はなく、むしろ若さと老いを表す必要があったのでしょう。

若夫婦の時に一緒にいた子どもたちは、大きくなって独立して、年老いた夫婦は犬を飼っている。

そう捉え直すと、このカードは「当たり前の幸せに感謝すること」だけを描いたカードではなく、もっと複雑で深いことを表しています。


若くても、年をとっても、変わらず日の出を拝んでいる夫婦。
この二人には嬉しい時も、苦しい時、悲しい時もあったでしょう。

でも、変わらず今日も生きている。

それは、今日も日が昇るという、奇跡のような自然現象や、神々からもたらされたもの。
だけではないのです。

今日も生きている、今日という日を迎えられたのは、どんな日も、この夫婦自身が、投げ出さずに一生懸命に生きてきたから。

だからこそ、得られたものなのです。

奇跡と言うのは、自分自身が作っているものでもあるのです。
決して外側からだけで、もたらされるだけのものではないのです。


そして他に表していることは…
人が老いるほど、長い時間が経っても、自然は変わらないということ。
数十年と言う時を経ても、日の出という現象は変わらないのです。
それどころか、何千年、もしかしたら何万年も、ずっと変わっていないのかもしれません。

それくらい、悠久の時を経てきている自然の中に、ほんの数十年暮らすだけの存在。
それが私たち人間なのですね。

それくらい、時間のスケールが違うものの中に、私たちはいるのでしょう。


奇跡を作っているのは、自分自身でもある。
そんなことを聞いたり思ったりしたことは、これまでなかったのですが、このカードを作っていて初めて気づきました。

それも、神様から私たちへの、温かいメッセージかもしれませんね。
「あなたたちは、自分で幸せを、奇跡を作っているのよ」
という。

神様がそうおっしゃったわけではないのですが(^^;)
でも、神様からのお言葉や助言は、いつもあたたかいので、きっとそうなんじゃないかなぁ。

そして、神様目線では、もしくは、時間という断絶を私たちが超えられるなら、一つの場所に、違う時間に存在する人は、このように重なって見えるのかもしれません。


当たり前の奇跡の話、ちょっと続きます。



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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