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占いのこと

占いやカウンセリングの後の過ごし方

こんにちは!占い師の光子です。


HSP・エンパスの人が身を守るには? や
共依存ってこんな感じでした で書いたように、
過去に私は適応障害になりました。

精神科を受診するというと、
一般的には投薬治療をするイメージですが、
この時、私は1錠も薬を飲まずに治しました。

どうやって治療したか?
カウンセリングに通いました。


主治医の先生がとてもよく話を聞いてくれる方で、
「学生の時にたくさん投薬していたので、
 薬は飲みたくない」
という私のわがままを聞いてくれて、
カウンセリングで治療していくと決まりました。


この時にカウンセリングに通っていたことは、
私にとって財産です。
もちろんカウンセリングを受けて、元気になったことそのものも素晴らしいかったのですが、
この時のカウンセラーさんの話の聞き方が、
私の鑑定スタイルの原点です。

「人の話ってこうやって聞くのか!」
ととても勉強になる経験でした。

認知行動療法のモデル図の話は、この時に、カウンセラーさん(臨床心理士)から聞いたものです。


当初、私がカウンセリングを受ける目的は、
「認知のゆがみがあるかもしれないから、
 認知のゆがみを整えましょう」
というものでした。

例えば、実際に相手がどう感じているかに関わらず
「この人はこんなふうに思っているに違いない」
と思い込む癖があると、その癖のせいで余計に疲れてしまうんですね。

その考え方、とらえ方の癖を強制するのが目的でした。


そして、占いで得られるものも同じようなものだと思うのです。
考え方、とらえ方の癖がある状態というのは、
「ずっと同じ思考パターンの中でぐるぐると歩き回っている」
そんな状態とも言えます。

はまってしまったループの外のものに気づけない、
外に出られない状態ですね。

その状態を、占い師と一緒に細かく見ること、
自分で自分を客観的に見ることで、ループの外の世界に気づくのです。

「ループの外に気づかせる」
「可能ならばループから出すこと」

それが占い師の仕事だと考えています。


またタロット占い然り、カウンセリングも、
自分の潜在意識の扉をノックするようなものだとも感じています。
だからカウンセリングや鑑定の最中だけでなく、
その後の過ごし方もとても大切です。

カウンセリングを受けていた1年間は、
ものすごく象徴的な夢を何度も見たし、
完全に忘れていたこともたくさん思い出して、
実生活でも、驚くようなことがたくさん起きました。

タロット占いの後にも似たようなことが起こります。

要するに、カウンセリングや占い鑑定、
そのものの時間だけが大切なのではなく、
その時間は扉を開ける時間として、
その後自分の潜在意識にあるものが、表に出てくることをためらわないことがとても大切です。

一例を挙げると、夢を受け入れてみる、ということがあります。

というのも、私は自分で自分を占うと、直後に猛烈に眠くなります。
前日にどんなに良く寝ていても、です。

そこで抗わずに眠るととても象徴的な夢を見ます。
今の自分の状況にぴったりなメッセージを
夢の中で受け取れる、と言いましょうか、
目が覚めると、新しい自分になっています。

夢の中の登場人物の言葉がそのまま、
今の自分に必要なヒントであることもあります。
夢を覚えていた時はメモに残して、どんな意味があったのか反芻してみるのも良いですし、覚えていなくても、眠る前とは違う思考パターンになっています。


何かを思い出すことや、夢からのメッセージ、
そして実生活で起こる変化をそのまま受け入れること。
さらには必要であれば、自分を癒し、手放すこと。

これがスムーズにできると、潜在意識が変わり、
人生そのものが変化します。
1錠も薬を飲まずに治すことすらできるのです。


そして、相談者さんからも
「鑑定後にこんなことを思い出して、
 自分の本当の望みに気がついて行動した」
などのお話をいただくので、潜在意識から出てくるものを受け入れれば、誰でも人生が変えられるのです。

私がやっている占い、特にタロット占いは、こんな感じです(^^)
占いやカウンセリングを受けた後が大事、
心のどこかに留めておいてもらえたら嬉しいです。


あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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