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四柱推命

読み解き編② ―四柱推命から体調不良を見る

こんにちは!占い師の光子です。


読み解き編、続きです。

※この記事は「四柱推命から体調不良を読み解く」シリーズです※
五行って何?
五行に属するもの
十二支が示すもの
読み解き編①
読み解き編②←この記事を読んでいます
読み解き編③
まとめ&開運の方法


この8月だけでなく、これまで何度も、突然体調を大きく崩した時が、私にはありました。
法則性を見つけるために、それらの時期を、さっくり見ていきましょう。

①1997年 5月(初めてひどいめまいになった時)
②2006年 5月
③2018年 8月
④2018年 10月(めまいがひどく歩けなかった時)

この4つの時期です。

①1997年 5月
大運:乙未  年運:丁丑  月:乙巳

五行バランスはこんな感じでした。

いかがでしょう?
なんとびっくり「火」と「土」がものすごく強いですね。

「自分を象徴する星」と
「力をくれる存在」が強い。
これってとっても良さそうに見えるのに、
実はよろしくなかったんです。

そしてこの時期、注目していただきたいのが、
【大運が乙未(きのとひつじ)】
であることです。

今の私の大運は、壬辰と【木のゾーン】ですが、
この時期は【火のゾーン】だったんですね。

ここからわかるのは、
・今とは人生のステージが違ったこと
・五行バランスが火と土に偏りやすいこと

この2つです。


ちなみに前の月、4月は甲辰(きのえたつ)だったため、五行バランスは乙未の月よりも、「木」が強く、「火」や「土」の力量はずっと小さくなります。

五行バランスが大きく変わるタイミングだったのも、理由のひとつに挙がりそうですね。

②2006年 5月
大運:甲午  年運:丙戌  月:癸巳

大運は引き続き【火のゾーン】です。
大運・年運・月の十二支である、午・戌・巳、すべてに共通する五行は「火」と「土」ですね。
※詳しくは→十二支が示すもの

いやー、これは恐ろしいことになってそう…
というわけで五行バランスはこちらでした!

わーお!!
燃えまくってるじゃないですかww
①の時より火も土も、つよい…


この時、寒い時期からずっとなんとなく具合が悪くて、ここに来てどうにもならなくなったんですね。
本当、きつかった…

ところで、私の元々の命式には、「寅」が入っていましたね。
ということは!!!
【火の亡神】
成立です!!!コンプリート!!!!
(おめでたくなーいww)


※亡神(ぼうじん)
特定の十二支がすべて揃うことを言います。

亡くなる神と書くくらいですから、一般的に良い象意とはなりずらいものですが、人によっては運の後押しを最大に受けられる時期になります。
私の場合は、ありがたくなかったですね(^^;

③2018年 8月
大運:壬辰  年運:戊戌  月:庚申

大運が【火のゾーン】から【木のゾーン】に変わりました。

五行バランスはどうだったかな??
では、どうぞ!

①②とは違いますね。
「土」と「金」が強いです。それも「金」が強い。
これはちょっと新しいパターンですね。

ところで「木」も結構強いのですが、私でいうところの「金」と「木」、この二つが両雄並び立っちゃってる状態というのは、結構しんどいものがあります。

というのも、この二つは、精神面で見た時には、相反するエネルギーを持っていて、ものすごく簡単に言ってしまうと、
「自分を抑えたい気持ち」と
「自分をわかってほしい気持ち」
の両方が、自分の中で爆発しているような状態になります。


心の働きの話を書き始めると、このシリーズが書き終わらないので、この辺りでストップするとして…
(五行バランスひとつとっても、すごくたくさんの情報を秘めてるんだな、くらいに思っていただければ幸いですm(_ _)m)

単純に、自然界の現象で考えた時に、
「畑に植物がぐんぐん育ってるのに、そこで鉱物もジャンジャンとれる」
という状態になっているのです。

そんなこと、実際にはありえないですよね?
鉱物が邪魔して根が張れないし、植物が邪魔して採掘もできないのです。

畑としては、「困ったなぁ」というのが、この時期の状態だったわけですね。
さらには私の場合、それが体調にも出た、ということでしょう。


だんだん法則性が見えてきましたか??
それでは最後、いきましょう!

④2018年 10月
大運:壬辰  年運:庚子  月:丙戌

脳脊髄液減少症がはっきり表に出て、立つことも歩くこともできなくなった時です。

何が起こっていたのかな??
考察の前に、五行バランスはこちらでした!

どどーん!!とまさに洪水です。
いやいや、どうしちゃったのレベルで、水が強いですね。
完全に何もかも水没です、私、畑なのに…

ここまでくると、すでに畑の原型をとどめられないですね。
水に混ざった土状態です。
畑にしてみたら、完全に制御不能でしょう。


どうしてこうなったのか、端的に言うと、
「潜在的に水に傾きやすい状態だったのが、条件が揃って水浸しになった」
ということなのです。

詳しく書くとですね…


まず大運が「壬辰(みずのえたつ)」でした。
壬は川や海のことですね。もちろん「水」です。
辰は【木のゾーン】にありますが、「水」が内在しています。

この辰、十二支に子が巡ってくるなど、特定の条件が揃うと、完全に「水」に傾くのです。
そして、年運に子が巡ってきましたね。

というわけで「本来いろんな五行がごちゃまぜ」のはずの辰が、完全に「水」になる状況が出来ました。

同じような理由で、私の命式に元々ある、
『丑・辰・申』この3つとも、完全に「水」に変化してしまいます。

本来はどの五行が優勢だかはっきりしない十二支たちが、子の影響力、そして大運が大きく方向性を決めてしまっている関係で、
「みんなで水になります!!」
と揃って「水」に加勢しています。


ここまでは、本来の命式・大運・年運の話しかしていませんね。
月の十干十二支、丙戌(ひのえいぬ)のことも書きますね。

なぜこの月に起きたのかについては、
『丙戌が悪さするのではなく、丙戌になって手綱を放してしまった』
というのが、近い言い方だと思います。

どういうことかというと、完全に水に加勢してしまった十二支たちも、それまでは、他の五行の要素も持ち続けていたのです。


例えば前の月、「己酉(つちのととり)」には、
「酉がある時は、辰は金に傾く」
という影響で、辰は完全に「水」にはなりません。
大運からして、完全に「水」にはならないのです。

それ以前の、寅月から申月までも、何かしら完全には「水」になりきれない要素があったので、年運で子が巡ってきていても、堤防がちゃんと働いているような状態だったのです。


それが、丙戌になって、堤防が成立しなくなってしまった。
これが、四柱推命的に捉えた時に、この時期に発病した理由と言えるでしょう。


余談ですが、ここまで読み解くと、病気そのものは悩ましい物ではありますが、病気になったことそのものが悪いことだったかについては、
「逆らうことができない大きな流れの中にいたんだな」
と感じざるを得ません。

私の四柱推命の師匠も当時、
「自分を滅して、大きな流れの一部となって生きる」
というのが、巡ってきている流れだと言っていました。

当時は、なんとなく釈然としませんでしたが、今改めて見てみると、自分でもそう思います。
体調がよくなってきて、自由が効くようになってきたから、素直にそう思える部分もありますけどね!


と、ここまでで読み解きは以上です。

何か法則性は見つかりましたか??


次回、法則性の解説をしますね!




※おまけ※
【火のゾーン・木のソーン】と大運を書きましたが、正式には
火のゾーン→『南方火運(なんぽうかうん)』
木のゾーン→『東方木運(とうほうもくうん)』
と呼びます。

金、水は、それぞれ、
『西方金運(せいほうきんうん)』
『北方水運(ほっぽうすいうん)』
です。

各種4つのゾーンの入れ替わるタイミングを、
『接木運(せつぼくうん)』
と呼び、多くの方において、人生のステージが変わります。



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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