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四柱推命

十二支が示すもの ―四柱推命から体調不良を見る

こんにちは!占い師の光子です。


体調不良を四柱推命で読み解くための、基本の解説。
今回は、具体的に「どんな時期なのか?」を読み解くのに必要な『十二支の示しているもの』について書きます。

※この記事は「四柱推命から体調不良を読み解く」シリーズです※
五行って何?
五行に属するもの
十二支が示すもの←この記事を読んでいます
読み解き編①
読み解き編②
読み解き編③
まとめ&開運の方法


年賀状などでなじみ深い、十二支。
今年は寅年ですね。

現代人は、「寅年」と十二支の部分だけに意識が向きますが、本来は「十干 + 十二支」で使います。
今年なら「壬寅」です。

歴史上の重要な出来事には、「壬申の乱」など、「十干 + 十二支」の名前がついていることが多いので、なんとなく見たことがあるかもしれませんね。


このうち、十干の部分は、それぞれストレートに五行のうちのどれかのエネルギーを持っているだけなので、理解するのは簡単です。
※詳しくは→十干の解説

でも、十二支は、
「動物でしょ?他に何かあるの?」
というイメージではないでしょうか?


ところがどっこい、十二支それぞれが、基本的に複数の五行のエネルギーを持っています。
そしてそれを読み解くことが、四柱推命で本当に大切なことです。

というわけで、まずは、前回のこちらの絵をご覧ください。
青が「木」、赤が「火」、黄色が「土」、白が「金」、黒が「水」です。

この絵を、ひっくり返して、地図と同じに北を上に向けて

ここに十二支を書き込むと…

こうなります。
12等分された、カラフルなケーキみたいになりましたね。
ぱっと目につくのは12等分ですが、実は4等分を保っていますね。


「なんで突然カラフルになったの??」
という疑問は、ひとまず横に置きまして…

「子(ね)」を始まりとして、丑→寅→…と時刻も、1年間の季節の移り変わりも、ぐるーっと「亥」まで一周します。

「子」は時刻なら0時。
正しくは23時から1時のことですが、「子の刻」のど真ん中が0時です。

同じように「子の月」は12月7日頃から1月7日あたりを指しますが、「子の月」のど真ん中が【冬至】にあたります。


そして12分割された、ケーキの中身を見てもらうと…
「子」の部分は、黒しかありませんね。

他に1色のケーキになっているのは、「卯」と「酉」だけです。
2色になっていますが、「午」も1色ケーキの仲間です。

1色ケーキ組の特徴は、それぞれの4等分の中心に位置すること。
そして【冬至】【春分】【夏至】【秋分】という太陽の位置関係の重要なポイントを、ど真ん中に据えていることです。

1日に置き換れば、【真夜中】【日の出】【南中】【日の入り】のタイミングです。


ところでよく見ると、ケーキはカラフルになっていますが、使われている色は5色だけですね。
しかも五行の色、青・赤・黄色・白・黒だけです。

というわけで12等分ケーキ、それぞれの十二支の持つ、五行のエネルギーを色で表しました。
黒1色の「子」は、水のエネルギーだけ。
青1色の「卯」は、木のエネルギーだけ。

「寅」は黄色と赤と青だから、木・火・土の3種類のエネルギーを持っています。
「辰」なんて4色ですね。
持ってないのは赤、火のエネルギーだけです。


十二支の持つ複数のエネルギーうち、どれが強いのか、というのは、一緒に並ぶ他の十二支や十干が関係してきます。
言い換えれば、何が強いかはケースバイケースです。

そしてそれを説明するのは、非常にめんどくさいいいい。
(ブログ100記事でも書けるかわからない…)


というわけでひとまず、
本当にシンプルに、大きく見ると、
・水のゾーン
・木のゾーン
・火のゾーン
・金のゾーン
のどこかに、十二支は属している。


そして、
だいたいの十二支は複数の五行エネルギーを持っている。

この2つだけ、でOKです!


というわけで!
次回は検証に入ります!



※十二支と五行の対応のことを、蔵干(ぞうかん)と言います。蔵干の取り方は、流派によって様々です。今回紹介したのとは、違う蔵干の取り方をしている方もいます。



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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