恐（こわい）Scared
この漢字は、上側が「（工具の）のみを手に持っている姿」を、下側が「心臓」を描いた成り立ちです。
この成り立ちの解釈は諸説ありますが、「心臓をのみで打ち付けている様子」と取ることが出来ます。
心臓を工具で打ち付けられると想像したら…とても痛くて恐いですね。
このカードは、「恐さを感じている時、何も起きていないのに危険を感じている時」に現れます。
あなたが恐さを感じるのは、過去に恐い思いをしたことが、心に傷を負った経験があるからでしょう。
そして無意識に「またあんなことが起こるんじゃないか…」と恐くなっているのではありませんか？
恐い思いをしたことは、とても辛かったですね。
けれどそれは過去のことで、あなたの未来はあなたがこれから作っていくのです。
今はひとまず、恐い気持ちがあること、そしてそれは手放していいことなのだと気がつくことから始めましょう。
恐い気持ちのまま、動くことは得策ではありません。
「恐かったけどもう過去のことだ」そう思えたら、次に向かいましょう。