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私の思う、世界の仕組み

すでに偉業を成し遂げている 後編

こんにちは!占い師の光子です。


前編で、特殊な環境で学んだため、自分に存在価値がないように思ったり、罪悪感を持ちながら生きることになりそうになったこと、またそれを避けるために、無理な行動を選んだことを書きました。

今回は続きです。  前編はこちらです



教授の呪いの言葉に、頭が支配されていた私は、
24歳で母を送り、不思議体験を経験するまで、

「何か文明を発達させるとか、何か新しいものを生み出すとか、そういう人類の歴史に意味があるようなことをしない人の人生って、いったいなんの意味があるの?」
と何の疑いもなく思っていました。
(今考えると、最悪に性格が悪いですね)



でも不思議体験で光の世界のことを教えてもらい、
そして毎日、神様に手を合わせる生活を続けているうちに、

「本当にそうなのかな?」

と疑問を感じ始めました。
目に見えない存在に感謝するうちに、呪いが解けてきたのでしょう。


また学校職員として、いろんな子どもたちや保護者さんと関わる生活をしていたこともよかったと思います。
いろんなことがあっても、みんな一生懸命生きてるんだな、と何度も感じました。

「有名人ではないけど、毎日を積み重ねて生きている人たちの人生。それら全てが意味がないものなんて、おかしくない?」
と思うようになってきたのです。


そして、今は私がどう思っているのかというと、

何かをなしとげる、成功するだけが人生じゃない。
私たちが生きるのは、幸せを感じるため。
「あー幸せだな」って感じる瞬間がたくさんある人生が大成功。
もし人生に勝ち負けがあるとしたら、幸せをたくさん感じられた人の勝ち。

こんな風に思っています。



例えば、須佐之男命さまが教えてくださったことにしてもそうですが、
何かを成し遂げるとか、誰かのお世話をすることで「自分には価値がある」と思おうとして命を費やすのではなく、
”自分はどんな時に幸せを感じるのか”を見つけて、しっかり幸せを感じる。

詰るところは、
普通の人の、普通の日々の中に「幸せだなぁ」と感じる瞬間があれば、それこそが価値のある人生
だと思っています。


これって、苦境に立たされている人は負けかというと、そうじゃないんです。
どんな境遇でも、幸せを感じることを見つけられればいいんです。
むしろ苦しい状況だからこそ、いっそう幸せを感じられる、という場合もありますよね。


私はシングルマザーで、治るかどうかわからない病気ですが、自分は不幸だと思ったことがありません。
母の代わりに小学生だった妹のお世話をしてきたし、これまでのところ困難は多めの人生でしょう。

でも幸せじゃないかと言うと、毎日幸せです。
お天気がいい。ご飯がおいしい。お花がきれい。子どもがかわいい。
多少波乱万丈ですが、普通の毎日のおかげで幸せです。普通のお母さんしてます。



もしあなたの幸せが、成功することや何かを成し遂げることでしか得られないのだとしたら、そこを目指せばいいと思います。
幸せの形は人それぞれですから。

でも全ての人にとっての幸せが、社会的な成功とイコールではないと思うんです。
(だから四柱推命の鑑定でも、開運方法を複数お伝えしています。どう生きるかは自分で選べます。)




ところでこの記事を書くにあたり、私が考えてることで間違ってないかな?と、ふと思いつきました。
思いついたのが、神棚の前でお祈りを始めるタイミングだったので、お祈りの最後に聞いてみようと思いました。
すると思ったそばから、

「そんなことしなくても、すでに偉業を成し遂げてるだろう」

とお言葉をいただきました。


いつもこんな感じの、考える余地はこちらに与えられているお言葉をくださるので、
補足すると…

〇働いて世の中をまわす
〇働いていなくても誰かの励みや力になる
〇家庭をまわす
〇子どもを育てる
    などなど

これら全部、偉業だとおっしゃっているのだと、感じました。
(いや、感じたというより、浮かんだが正しいです。ピッタリな言葉が見つからないわ)

何かを成し遂げよう・成功しようとしなくても、
君たちはすでにすごい偉業を日々やっているよ
ということでした。



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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