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私の思う、世界の仕組み

求める祈りの後には、お礼参りのすすめ

こんにちは!神様とご縁を繋ぐ 光子です。


前回のブログを書いた翌日に、近所の神社にお参りに行き、神社で過ごすうちに
「あ!昨日のブログにお礼参りも大事だよ!って書くべきだった!」
と気がつきました。

前回の内容は、何かを求める祈りと、純粋に感謝を捧げるだけの祈りと、祈りには2種類あって、どっちもあっていいよ!という話でした。
詳しくは→こちら

このうち、何かを求める祈りが、自分の求める形に叶えられた時には、お礼参りが必要です。
どのくらい必要か、で言ったら…それぞれの人の考え方を尊重したいと思うと強く言いづらいですが…

そういう遠慮を全くしないなら、
「絶対に必要です!!」
と強く言いたいのが本音です。


お礼参りのエピソードで言うと、ひとつは、京都の下鴨神社で娘の魂を入れていただいた時のこと。そしてその後に、無事に生まれた娘を連れて、お礼参り出かけた話を、以前書きました。
詳しくは→こちら

この時、お礼参りに行く前に私が感じていたのは
「娘はまだ完全にこの世のものではない。神様のさじ加減ひとつで、簡単に元の世界に帰ってしまうだろう」
という怖さと焦りでした。

その怖さや焦りは、お礼参りに出かけたことで、全くなくなり
「娘はようやっと、この世のものになったんだ。こちらの世界の住人になった」
と感じられるようになりました。

無事にお礼参りを終えて、帰りの参道で私が感じていたのは、
「ものごとが形として、望む形に整っても、与えていただいたことへの感謝を経なくては、いつまでも欠けた〇(アルファベットのCような)のままで、完全な〇になることはない」
ということでした。
完全な〇とは、「完成」「成就」という言い方もできると思います。


それから「お礼参り」と聞いて思い出すエピソードが、もうひとつあります。
こちらはちょっと、怖いです。

実は何を隠そう、私は30代になるまで、初詣に行ったことがありませんでした。
それは、子どもの時から毎年、
「初詣は行かないでね」
と母に言われていたからでした。

どこからが初詣なのか、どこからは普通のお参りなのか、という線引きは難しいので、一応1月中は神社に出かけないことにしていました。


母が言うには、母が子どもの時には初詣に行ったことがあったそうなのですが、初詣に行った年には決まって、不幸があったとのこと。
そういうわけで、初詣に行くことを避けるようになったそうです。

ちなみに母が育った家と言いますか、私の祖父の家はクリスチャンだったので、母は洗礼を受けてはいませんでしたが、神社はあまり身近ではなかったようです。


この話を子どもの時に聞いた時には、なんとも言えない怖さを感じて、キリスト教と神道と、ごっちゃになったらダメってことなのかな?と思ってみたりしたのですが、後々に中学生になってから母とこの話をすると、思わぬ返答が。

それは、
「初詣に行ったり、お願い事はするのに、お礼参りには行かなかったんだよね。それがダメだったんじゃないかと思うんだ」
とのこと。

本当のところは、私が生まれるよりも前のことですし、わかりません。
初詣に行った年に必ずそうだったと、錯覚しているだけの可能性もありますし、仮にそうであったとしても、初詣に行ったこととの因果関係は、全くなかったかもしれません。

とはいえ、母のこの話は、当時の私には結構な驚きで、
「神社って、お賽銭して、パンパンッ!!って手を叩いて、お願い事をするところじゃないの?それ以外の、神社との関わり方ってあるのか…あるのかな??お礼参りって考えたことなかったな」
と無邪気にも考えていました。


母も私と同じく(?)、場所の心地よさを感じ取る人だったので、もしかしたら場所の心地よさのほかにも、神社やお寺で感じることがあったのかもしれません。

そういう母の経験から、出てきた言葉だったのかもしれないのですが、季節のイベントで訪ねる、訪ねたらお願い事をする、という無邪気な神様との関わり方に、ちょっとだけ疑問を持ったのです。

とはいえ当時の私は、まだ不思議なことは何もわからなかったので、母が
「〇〇寺に来ると、とっても気持ちいいよね!!」
と出かけた先で言っていても
「いや、全然わからんし。この人は何言うとんじゃ」
と思っていたのですが(^^;)
(今はわかりますよ!!w今は母に大いに共感します!!)


ということで、今回は「お礼参りのすすめ」でした!
何かを求める祈りが、祈りやご縁の始まりであったとしても、結局は感謝に帰結する、ということでもありますね。

さらには、もうすぐ年末ですので、今年受けたお恵みや御取り計らいへ、少しずつ感謝のご挨拶を始めてもいい頃かもしれません。

よろしければ、休日のお出かけに、今年お世話になった神様へのご挨拶を入れてみてくださいね!



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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